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アイデア企画

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リンゴの花
4、5年前、初めて伺った果物屋さんの主に店頭に並んである「デコポン」に関して、ちょっと意地悪な質問をしてみました。
「デコポンって不知火(しらぬい)と違う品種なんですか?」
その主曰く、「不知火?・・・・聞いた事もないな〜」
更に私が「ヒメポンとも違うんですか?」
主「あぁ〜、違う違う、似ているけど違う種類の蜜柑、こっちの方がずっと甘いヨ!」

。。。皆さんはご存知でしょうか?デコポンも不知火もヒメポンもまったく同じ品種の蜜柑、地方にって名前が違うだけなのです。例えば熊本産はデコポン、広島産はキヨポン、愛媛ではヒメポン、鹿児島は ラ・ミポリン。このほかにもフジポン、甘ポン、ポンダリン等々、沢山の別名を持っています。
最近では、岡山産の並種ブドウ「瀬戸ジャイアンツ」に「桃太郎ぶどう」とブランド名をつけ高級種として大ヒットした例もあります。

話は変わって、店頭のポップに「韓国産パブリカ」と書かれているのを頻繁に見かけます。正式にはパプリカが正解。「アボガド」ではなく「アボカド」。
これら知識は、一般の消費者にはあまり関係ない事かもしれません。間違っていても意味が通じればそれでよいのですが、しかしその商品を扱う側だと大きく状況が違って来ます。
取り扱い商品に関して的確な説明が出来ないのであれば、プロとして不勉強であると思われても仕方ないですし、その自覚の無い人(会社)は、商売で一番大切な”信用”を戴けません。

先にもお話しましたように、同じ品種でも産地や時代によって名前が変わる事も多いですし、昨今ではブランド名を無節操に付けてしまいますので、尚の事やっかいです。
しかしいつの時代も情報には敏感であること、そして知識は留まる事なく絶えず吸収する姿勢がとても大切だと私は思っています。
分からない事や知りたい事があれば、臆する事無く恥ずかしい事とは思わず、まず多くの方に尋ねてみましょう。

”あしたねBoo”でも正直知らない事や分からない事だらけです。
しかし、私には様々な分野の知識ある大切なつながりがあります。
きっと貴方(貴社)のお力になれると思いますので、ご質問等はお気軽にお声掛け下さい。
全力でその答えをお探し致します。

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